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2016

卒業生よりー女子ー

☆太田 好美

憧れの早稲田大学に入学して4年。
こんなにも早く時間が経ってしまうとは思っていませんでした。

大学4年間を終え、競技生活にも終止符を打った今、この4年間の環境が、競技者としても人としても大きく成長させてくれたと思います。
幸せな環境に身を置かせていただいたことを身にしみて感じています。

私自身のスキーの成績としては、世界で戦えるレベルには到達できませんでしたが、全日本学生スキー選手権大会において4年間、モーニングを着用して入場行進をできたこと、そして総合優勝5連覇の達成をできたこと、とても貴重な経験をさせていただきました。
また、個人としても4年間出場させていただき、微力ながら総合優勝に貢献することができ、光栄に思っています。


入試前に北海道網走市まで足を運んでくださった倉田監督、スキー部のOBの方、先輩、後輩、先生、コーチ、友人、家族...
たくさんの支援、応援、励ましをしてくださり4年間過ごすことができました。
本当に有難うございました。

大学4年間、これまでの競技生活で経験したことを経験しただけで終わらせることなく、
社会人としてまた大きく成長していけるように、頑張っていきたいと思います。

思いはまだまだありますが、
今回はこの辺で...
good bye.




☆石栗 優

 優勝に貢献したなんて言えるような活躍は何一つできませんでしたが、強い先輩や同期、後輩のおかげで入学してから卒業するまで、前年度優勝校として行進を経験させて頂き本当に感謝しています。早稲田の女子チームは毎年インカレ出場枠争いが厳しく、思えば毎年出場するのにもギリギリで、焦りながらシーズンを過ごしていたような気がします。それでも最後の年は、調子も上向きでしたが結果を出せず個人的には悔しい試合となりました。スキーって、スポーツって、勝負って本当に難しい。15年続けてもさっぱりわからない。だけど、その試行錯誤の日々が最高に楽しかった。

 そんな私ですが、2年間アルペン女子チーフをさせていただきました。私は、アルペン女子チームが本当に大好きでした。どのチームにも負けない本当に良いチームだと思っています。お互いをライバル視しながらも、お互いの活躍を喜び合える。いつも全力、勝ちには貪欲、カラカラした笑顔の絶えないチームでした。人が変わればチームの雰囲気もガラッと変わると思うけれど、それだけは変わらなく在って欲しいなと思います。スキー部内でも1番人数が多い部門なだけにみんなを引っ張っていこうと思って意気込んだけれど、みんながそっと背中を押してくれた2年間でした。

 入学して一人も欠けることなく、いや、一人増えて4年間を終えることができてよかった。あんなにも他人だった同期は4年間を経て家族と言って良い仲になった。全員が入学した時からスキーに対する変わらない1本の芯を持ってやってきたからこそ、競技以外の面でもまとまりのある学年だったのだと思います。同期のみんな、4年間傍にいてくれてありがとう。それから、私がスキーをするにあたって関わって 下さった皆様、4年間大学に通わせてくれた両親、かっこいいからという理由で大学を決めた自分にも感謝したいです。幸せな4年間を有難うございました。




☆波多野 希美

 4年前の今頃は、期待よりも不安のほうが大きく、あまりにも偉大な先輩方の中で、土地感もない東京で、果たしてうまくやっていけるのかと焦りばかりが募っていました。入試では緊張のあまり、面接の待ち時間の椅子の上で、小刻みに震えていたことが懐かしく感じられます。早稲田スキー部としての大学生活は、あまりにも思い出が濃すぎて、語りきれません。「早稲田で良かった」という一言に、尽きます。なにより、早稲田で出会った人、支えて下さった全ての皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 もちろん楽しいことばかりではなく、乗り越えなければならない困難も多々ありましたが、信頼できる後輩と先輩方、最高の同期のおかげで、常に最善の道を通ってくることが出来ました。特に同期に関しては、話さなくても顔を見れば、「ん?今日は元気ないな?」とまで分かるようになりました。特に同期女子は、練習はもちろんのこと、どこに出かけるにも、ご飯へ行くにも、常に一緒で…。ある意味、思春期の女子達といった感じでしたが、私達にはそれほどの強い絆があったと思います。

 また、最後のインカレは、早稲田であることの「誇り」と「喜び」を強く感じました。どんなにプレッシャーのかかる局面でも、「早稲田の仲間たちは絶対にやってくれる。」そういった心強さと信頼が、自然と湧いてきました。私自身、インカレでは悔し涙ばかり経験してきましたが、ラストは笑顔いっぱいの最高のインカレでした。ほんとうに早稲田の皆が大好きで、心から尊敬し、誇りに思っています。最後になりますが、今後も早稲田スキーチームの活躍と健闘を祈っています。

 ご指導ご声援くださいました方々、監督、OBOGの皆様、先生方、スキー部の皆、ならびに支えてくれた家族と大好きな同期に、心より感謝致します。有難うございました。

早稲田スキー部のみんな、本当にありがとう。また会いましょう!




☆仲村 ひかる

 女子総合5連覇。最強の早稲田大学スキー部に入部して、最強のまま卒部することができました。これは、一生の誇りです。インカレは、一年に一度の唯一の大学対抗のレース。欲を言うならば、中学生の時から憧れていた早稲田大学を背負って、代表として出たかったです。しかし、あと一歩及ばず、二年間連続補欠でした。

  一年生の時も二年生の時も、私は、代表の座に、箸にも棒にもかからない存在でした。一年生の時は、「マネージャーになれ」と、同期(元主将)に言われた程でした。早稲田大学スキー部は一番強くなければいけません。そのため、偉大な選手が多く集まって、さらに強くなっていく。だから、全国で入賞さえしない選手はいらない。そんなことは承知でした。でも、私には選手をやめる気なんてさらさらなかったです。「現時点で競技力のない自分に、どうしたら周りの選手に影響を与えられるのか」を考え、行動し続けました。私は周りの選手よりも体力が長けているから、全てのトレーニングメニューで一番になってリードをして、他の選手の体力の限界値を上げようと思い、実行しました。これはWIN➖WINでした。
 周りの選手の「引っ張ってくれてありがとう」と成績が出た時の「おめでとう」の嬉しかったことは一生忘れません。

 最後に、早稲田大学スキー部に入って本当に良かったです。これは、人生で一番正しい選択でした。素晴らしい四年間でした。精神的にも技術的にも、最も成長できました。尊敬する人がたくさんできました。スキー部だけに限らず、大切な仲間ができました。また、15年間、アルペンスキーを続けさせてくれた両親を始め、出会った仲間、コーチに心から感謝しています。たくさんの親孝行をしていきたいです。コーチや仲間、先輩と後輩を大切にします。社会人になったら、たくさんの人のためになる仕事をします。ありがとうございました。




☆有路 杏子

最後のインカレは私にとって最高の有終の美で終わることができました。早稲田に入学をして最初は全く先輩について行く事ができず、常に先輩の背中を追い続けていました。それでもがむしゃらにやり続け、初めて一年生で出たインカレで3位に入賞し、とても嬉しかったのをいまでも覚えています。でもそれ以上にインカレで堂々と戦い、みんなを引っ張っている四年生をみて、いつかは私もあんなふうに、と強く心に誓っていました。しかし、2年、3年とインカレ個人種目すべてに出させていただいたものの、点数を一点もとることができず、辛く、苦しい日々も沢山ありました。いくら練習しても、どんなに頑張っても、どうしてかインカレで勝つことができないことが本当に悔しかったです。スキーを脱ぎたくなることも何度もありました。それでも、そんな時に助けてくれたのは賑やかで個性的な同期、頼り甲斐のある先輩、しっかりものの後輩、そしてぜんやさんをはじめとする、素晴らしいコーチ、監督、なにより生まれた時からの私の一番の味方である両親。沢山の素晴らしい方に恵まれ、私は私なりのスキーをし続けることができました。
最後のインカレでは、ただ勝ちたい。絶対に早稲田の優勝に貢献したい。これだけでした。もちろんそこまで体調がよかったわけでも、自信があったわけでもありませんでしたが、最後のインカレに対する気持ちは誰より強かったと思います。
最初のクラシカルではなんとか我慢しての9位、スケーティングでは5位、リレー優勝のはずでしたが失格とゆう形に終わりました。
でも本当に本当に最高のインカレでした。なによりチーフとして一年間つとめてきて、ランナーチームが全員最高のはしりをしてくれたことが一番嬉しかったです。こんな結果を残せたのも、サポートを毎日してくれたゆか、岡本さんがいてくださったからです。私達だけでは絶対勝てませんでした。
同期の配慮もあって、表彰にださせてもらい、手にした秩父宮妃杯はととも重みがありました。
悩み、沢山泣いて、それ以上に沢山笑って、何度も倒れるほど追い込み続けた4年間、多くの方に支えられ今の私がいます。
これからは今までお世話になった方々や、スキーを頑張り続けた自分に恥じないよう、もっともっと輝く自分をつくりあげていきたいと思います。本当に4年間ありがとうございました。




☆半藤 成実

 良い人々にめぐり会え、素晴らしい環境の中で自分の能力を高めることができた私は本当に幸せ者でした。一年目のがむしゃらに頑張っていた日々も二年目の苦しんで泣いていた日々も三年目の自分と向き合い逃げずに戦い続けた日々も四年目の最後のインカレで笑い、泣き崩れるその瞬間まで私は早稲田大学スキー部の一員として全力で生きました。振り返ってみても自分が歩んだ日々に悔いは一つもありません。

 同期、先輩、後輩、指導者、地域の方々、そしてなにより家族のみんな。私を支え励まし、応援し続けてくれたこと、また私と共に戦い続けてくれたことを本当に心から感謝しています。最後のインカレでは部の目標とするアベック優勝はできませんでしたが、女子の総合優勝の連覇を守り、5連覇に貢献できたこと嬉しく幸せに思います。今回のインカレで最後となりましたが、四年間で最も笑い、泣いたインカレでした。リレーの結果としては悔いが残り、サポート含め共に戦った仲間、何度も名前を呼び応援してくれた方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、スキー選手としてのラストランを早稲田大学の名を背負い走れたことを誇りに思うと共に最後まで全力で走った自分の走りに悔いはありません。

私が私らしいく最後まで戦えた背景には多くの人の愛情や励まし、応援の声があります。私にかけてくれた言葉一つ一つがとても暖かく身に染みていました。沢山の言葉を頂き、それをため大きなパワーとして発揮されたのが私のラストシーズンの走りです。どれほど皆様の言葉が大きな力であるか私自身よくわかりました。多くの人に支えて頂き私はラストシーズンまでしっかりやり遂げることができました。OB、OG初め、スキー関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 後輩のみんな、四年間なんてあっという間だよ。

 自分の決めたことはしっかりやり遂げて。スキーも遊びも悔いは残さない!

 特に女の子、アスリートで生きる限られた期間を思いっきりね!

 私はとても未熟だったけれど謙虚さとか、礼儀とか、小さな心使いとか当たり前のことができる美しさを持って美しい戦い方をしてほしいです。

これからの早稲田大学スキー部が、「強く」「美しい」チームであることを願っています。

ありがとうございました。