『夏季インカレを終えて』
今年も年に一度のビッグイベントが終わってしまいました。
私たちは冬の競技者ですが、年に一度だけ一生懸命取り
組んできた陸上トレーニングの成果を競い合える機会があり
ます。
それが 『夏季インカレ』 です。
今大会においても早稲田は男女アベック優勝を果たしました。私自身も最後の夏季インカレだったこともあり、いろんな
ことを考えさせられました。
競技者として最後のシーズンを迎えようとする中で、夏季インカレを通じて自分自身の弱い部分に気づかされたことは、
私にとって、大きな救いとなりました。正直自分では気づかないうちにスキー競技から気持ちが離れてしまっていたような
気がします。スイッチが入るのにこんなにも時間をかけてしまいましたが、夏季インカレをきっかけに『最後やり抜く』という
決意を持つことができました。
落ちていた自分の気持ちをあげてくれたのは仲間が必死に頑張る姿です。
自分と照らし合わせていたこともありますが、ものすごく感動しました。仲間が必死で頑張る姿をみて、自分に足りない
ものを感じ、必死に頑張ることは見ているものに感動を与えることができるんだと改めて考えさせられました。
私も仲間が姿で示してくれたように、必死にやり抜き、周りに少しでも良い影響を与えられるようにラストシーズンを締め
くくりたいと思います。
今の仲間と共に生活し、競技に打ち込めることに感謝し、1日1日を噛み締めながら過ごしていきます。
スキー部4年 副将 井上賢之介