2019年シーズンがインカレ終了後、早々に終了した。
そして、新型コロナウイルスとの戦いが始まった。
2019シーズンは、女子がインカレで総合優勝を飾った。各個人種目で全選手が「頂」を目指した結果で断トツの優勝であった。男子は世界大会出場選手がインカレに出場できず、その穴埋めが出来なかった。
スキー競技は季節競技であり、どうしてもこのような事が起きてしまう。今後も想定されるので準備を怠らないように頑張っていこうと思う。
2020年シーズンの目標はもちろんインカレ男女総合優勝である。主将岡村を中心に十分狙える力が今シーズンある。そのためには各部門がチーフを中心に強い気持ちで臨む事が重要である。私も今シーズンはかなり期待できワクワクしている。
また、2020年は世界ノルディック選手権が2月23日～3月7日で開催される予定で、インカレと重なってくると思われる。
出場チャンスがある選手はチャンスをつかみ取るように準備をしていってほしい。
春から予定通りにならないことがたくさんあるが、国からの要請を守り、私だけは大丈夫という意識を持たず、まずはこの戦いに勝つことが、冬場のスキーにいきてくると思う。個人競技であるからこそ、今、一人一人の力量が試される。
現在はネットで全部員をつなぐミーティングを頻繁に行っている。積極的な意見交換は昨シーズンより交わされており、チームの結束が高まっていると感じている。
早稲田の強みは何か早稲田らしさ何かを十分に考え、そして我々の弱点を考え正直に認めていく事が未来を開いていけるものと考えている。
早稲田を目指す高校生の皆さんにも、十分に情報が行き渡るような活動も部員一同行っていくので、強い気持ちをもって早稲田大学スキー部を目指してほしい。
監督として全体を纏め、環境を整え、最高の体制でシーズンインを迎えるよう努力していきます。それでは2020早稲田大学スキー部をよろしくお願いします。
早稲田大学スキー部 監督 一戸 剛
