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2018.03.05
リリース

インカレ男女総合優勝

快挙、創部初のアベック優勝達成

 個人が最高のパフォーマンスをできた結果として、チームの優勝が導かれる。個人スポーツのスキーがのチームの、大学同士の戦いとなるこの全日本学生選手権(インカレ)もいよいよ最終日を迎え、残すはクロスカントリー男女リレーのみ。女子は、すでにクロスカントリー女子5キロフリーで総合優勝を確かなものにし、チームの目標であるアベック優勝は、男子リレーの結果に委ねられた。結果は、男女ともにリレー優勝で、創部98年目にして初のアベック優勝となった。

  一戸剛監督(平11人卒=青森・弘前工)が「リレーで勝って終わりたい」と語るように、すでに総合優勝が決定した女子チームは、リレー優勝を勝ち取り完璧な勝利を収めるべく奮闘した。その戦法は先行逃げ切りで、チームのエース滝沢こずえ(スポ4=長野・飯山)が圧巻の滑りで2位以下を大きく突き放し、続く2、3走もその差を失うことなく最後まで逃げ切ったのだ。1走目の滝沢が、「任られる」と思いバトンを託した小林千佳(スポ1=長野・飯山)と渡邉祐佳(スポ3=長野・飯山)はどちらも、インカレ開催地、長野の同郷の後輩であり、さらに同じ飯山高校出身とだけあってそのチームワークと信頼は抜群だ。滝沢と渡邉は区間1位、小林も区間2位で、個人の力をチームの力に変えリレー優勝を収めた。

早稲田スポーツ新聞会(http://wasedasports.com/news/20180308_86330/