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2014.03.05
リリース

リレー種目で女子が連覇―天皇杯第92回全日本スキー選手権大会

全日本学生選手権で3連覇を果たしたクロスカントリー女子リレーチームが、社会人と共に戦う全日本選手権でも優勝。連覇を果たしました。

【大会概要】

日程 2014年2月28日(金)~3月3日(月)
会場 白旗山競技場(北海道札幌市)

【結果】
女子 5kmX3リレー 優勝 早稲田大学A 8位入賞 早稲田大学B
男子10kmX4リレー  3位 早稲田大学

1走の半藤成実(スポ科2年)はトップと6.4秒差の区間2位につけ、2走の重田結歌(スポ科1年)は0.8秒差でほぼトップと同時に中継しました。5チームので混戦状態でしたが、この状態を想定していた早稲田大学Aチームは、3走の大平麻生(スポ科1年)が力走を見せ、2位チームを7秒近く離しトップでゴールしました。
また、男子は連覇はなりませんでしたが3位で表彰台に立ち、女子の早稲田大学Bも8位入賞しています。


 左から半藤選手、重田選手、大平選手

 

倉田秀道監督(昭59社卒)コメント
早稲田の全日本選手権 リレー連覇は1925年以来89年ぶりと聞きました。もちろん女子では初になりますが、選手は大きな金字塔を打ち立ててくれました。昨シーズンのこの試合では男女アベックで優勝し、スキー部に新たな歴史が刻まれたと感じましたが、今年もさらに進化していることを実感しました。このことは、女子のみにとどまらず、男子も含めてチーム力醸成が成し得た結果、であろうと評価しています。

女子チームAは、インカレと同じメンバーで組みました。1走半藤(2年)、2走重田(1年)ともに、インカレの時よりも調子を上げてきていたので大きな心配はなかったです。少し心配だったのは3走大平(1年)です。インカレ前後にピーキングしていたため、その後、冬季国体を経て全日本選手権に入ってきたので、やや疲労が蓄積されていることを心配していました。それでも、その心配をよそに大きな滑りでゴールしてくれて、やはり麻生(大平)は元気印でしたね。

女子チームBは、五十嵐(3年)、有路(2年)、村田(3年)で組みました。パフォーマンスを出し切れば表彰台には上れると考えていましたが、2走でポールが折れるというアクシデントがあり、順位を下げてしまいました。それでも、3走村田がいい走りをして8位入賞してくれました。

一方、3位に入った男子ですが、男子もインカレと同じ布陣で臨みました。藤田(3年)の走り次第ですべてが変わってしまうことはインカレの時と同様に最初からわかっていました。やはり少し苦しいですね。もう少し、それぞれの区間で粘ってくれればチャンスが生まれる局面もあったと思いますが…。それでもリレーは4名の力で1つなので、これが今の男子の限界だと受け入れなければと感じています。まだまだ上に行けるチームだと思っているので、シーズン終盤の個人戦で各自がしっかり結果を残し、チームとして来季につなげてほしいと思います。