監督から今年のチーム自体について、また他校と戦力比較した場合の早稲田のポジションについての提示がなされ、その上でインカレ男女アベック優勝が射程圏内であることを前提に今のチームに足りていないものは根本的なやる気と根性であるとのご指摘をいただきました。昨年は国際大会を中心に戦う部員が多かったため、他校に比べてインカレにかける想いが強く持てていなかったこともあったが、今年は部員全員がインカレを見てシーズンを戦えることもありチームとしての勢いが強みになるとのお話をいただきました。
また森OB会長からはこのタイミングでスキー部の歴史を変えなければいけない。現在、女子が4連覇に挑戦できる権利を得ていて、男子は東海大学の4連覇を阻止しなければいけない状況にある。そのためには主将、主務のみならず部員一人一人がリーダーシップを持ち、偏差値教育に基づいた優等生になるのではなく、野武士にならなければいけない。シーズンインにあたって各々のミッションを探すことが今やるべきことであるとのお話をいただきました。
主務からは客観的なチーム分析、シーズンにおける部員統括と諸注意を話し、一競技者として責任と自覚を持ち、且つチームの中の一競技者としての自覚、貢献という点を意識して戦っていってほしいという趣旨を伝えました。
各部門チーフからはチーム分析、ポジション確認、勝つためのシナリオ、インカレまでのスケジュールをチーフ自身の思いとともに話してもらいました。
最後に宮内部長から、当然のことではあるが チームが1つになることが最重要である。大学スポーツは、個人競技であれチームとして見られるのが常である。また学生の本分はもちろん勉学であり、授業を欠席してまでスキーをするということはどういうことなのか、頭の片隅において競技に向かうようにしてほしい。今年こそはなんとしても男女アベック優勝をと改めて強い期待のお言葉をいただきました。